新アセットアロケーションを考えてみた

こんにちは、ぽんとんです。

セミナーやオフ会など投資イベントに行くたびに、モチベーションが上がりアセットアロケーションを見直したくなるものです。

いまのアセアロにしたのは昨年の10月末、細かい変更はしてきましたが大枠で考えるとそろそろ1年経ちます。見直したくなる時期でもあります。

いままで運用してきて問題点も見えてきたのでこれを機会にアセアロを再検討することにしました。

現状の問題点

この1年、株の下落局面が何度かありましたが、ゴールドやリート、インフラファンドやFXにも分散投資することで、下落耐性がつくことはわかりました。ただ上昇局面についていけませんでした。単に株式のチャートをマイルドにしているだけでした。

これだったら普通に株式+債券の王道アセアロと同じであまり面白みがありません。
目標は円建てVTIを超えることなので、下落はなるべく抑えて上昇はVTI並みに上昇するのが理想です。

「グローバル3倍3分法ファンド」を真似てみる

そこで今回は、この1年成績が良く最近流行っている「グローバル3倍3分法ファンド」の設計思想を参考にしました。

「グローバル3倍3分法ファンド」で参考にした要素は以下の点です。

・リターン期待部分(株式とREIT)と守りの部分(国債)で構成してリスク分散している。

・レバレッジをかけ資金効率を上げている。(実質ポジションは純資産の300%)

・リターン期待部分の実質ポジションは100%相当あり、上昇局面についていける。

・守りの部分の実質ポジションが手厚く、下落局面で大きく下げない。

・守りの部分は先物で運用しているため為替の影響が小さく、結果的に株式と逆相関になる。

これらの要素から真似できそうなところをアレンジして自分なりのアセアロを考えてみました。こちらです。

新アセットアロケーション

リターン期待部分として株式クラスを60%、守り部分として非株式クラスを40%で構成します。非株式クラスは5つの資産を投資対象とし均等運用します。FX部分はこの時点でSBI証券FXの『株券担保サービス』により資金効率を高めた状態です。

この資産構成に対して、CFDやレバレッジ投資信託等を利用し、およそ2倍程度のレバレッジをかけ資金効率を高めます。
それがこちらです。

株式クラスには1.7倍程度のレバレッジをかけ、全体200%中100%をこれで占めます。
非株式クラスには2.5倍程度のレバレッジを目指します。
非株式クラス5資産の比率は大雑把な目安ですが、株式100%というのは守っていきたい比率です。

各資産について

株式

キャピタル目的部分です。

いままで続けていた「ナスダック100」「米国ヘルスケアセクター」「米国生活必需品セクター」の3セクター均等投資を継続します。

「ナスダック100」部分はCFDやiFreeの投資信託を使ってレバレッジを高めます。
「米国ヘルスケアセクター」は「CURE」を使ってレバレッジを高めます。
「米国生活必需品セクター」にはレバレッジを掛ける術がないので、1倍運用します。

3セクター均等投資についてはこちら。

こんばんは、ぽんとんです。   投資のことをアレコレ考えていると、本来の目的だったり、どういう考えを経てそこに至ったかを忘れたりして、せっ...

リート・インフラ等

インカム目的と株式下落時のクッションの役割を担当してもらいます。

リートやインフラファンドの個別銘柄やETFで構成します。
為替の影響を受けないようなるべく国内の銘柄に投資していきたいです。
ソーシャルレンディングもここに混ぜます。
東証で買えるものはすべて『株券担保サービス』の担保として再利用します。
レバレッジは掛ける術がないので1倍運用です。

『株券担保サービス』についてはこちら

こんばんは、ぽんとんです。 私はSBI証券の「株券担保サービス」を使っています。 このサービスを使えば、株を担保にしてFXの資金とし...

ゴールド

株式下落時のクッション担当です。
ドルと逆相関の性質があるので本来なら全て為替ヘッジありの投資信託で持ちたいところです。ただ『株券担保サービス』の担保の足しにもしたいことから、為替ヘッジなしの東証ETFも購入していきます。為替ヘッジありの東証ETFがないのが残念です。

CFDを使えば為替の影響を限定しつつレバレッジを掛けられますが、毎日とられる金利が辛いので当面はやめておきます。

ゴールドについてはこちら。

こんばんは、ぽんとんです。 投資している理由を再確認するシリーズ第2弾。 今日は金(ゴールド)です。 私は自分のアセットアロケーシ...

債券

株式下落時のクッション担当です。米国債を中心に運用する予定です。
高値圏にあるように見える米国債に今から手を出すのもどうかと思いますが…。

為替の影響を排除したいので為替ヘッジありの東証ETFをメインにしていきます。
もちろん『株券担保サービス』の担保の足しにします。

為替の影響は受けますがレバレッジ3倍銘柄の「TMF」も購入してレバレッジを高めます。

米ドル/スイスフラン ロング

インカム担当。『株券担保サービス』を使って資金効率を高めます。
フランは円と近いため株式下落時には一緒に下げるとは思いますが、スワップポイントが毎日入ってくるので精神的負担を軽くしてくれる効果にも期待します。

FXなのでレバレッジを高められますが過去のスイスフランショックの暴落にも耐えられるくらいの証拠金で低リスク運用を心がけます。

ユーロ/ズロチ ショート

インカム担当。『株券担保サービス』を使って資金効率を高めます。
「ユーロ/円」ショートと「ポーランドズロチ/円」ロングの疑似両建てでスワップポイントを狙う『ユーロ/ズロチ スワップサヤ取り戦略』を行います。

実質的に「ユーロ/ズロチ」ショートに投資していることと同義なので為替損益部分以外には円高の影響はないと思って良いのかと。

この通貨ペアも株式下落時には多少目減りするとは思いますが、毎日付くスワップポイントが精神面で支えてくれそうです。
こちらも過去の暴落に耐えられるくらいの証拠金で低リスク運用をしていきます。

『ユーロ/ズロチ スワップサヤ取り戦略』についてはこちら。

こんばんは、ぽんとんです。 たまには攻撃的なタイトルにしてみましたw。 前回、SBI証券の「株券担保サービス」を紹介しました...

以上のような構成になるよう10月末までに準備していきたいと思います。

ちなみにいままで旧アセアロで運用していたトラリピ等のFX自動売買と仮想通貨については辞めたわけではありません。今回の新アセアロに組み込むとリバランスやレバレッジの管理が面倒なことになりそうなので別資産として管理していくことにしました。

これらも長期でどうなるか見てみたいので別枠で引き続き観察していくつもりです。

では本日はこれにて。

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※当ブログで紹介した銘柄は、売買を推奨するものではありません。
また過去の成績が良いからと言って将来も同様に良い成績になるとは限りません。
実際の投資行動にあたっては、ご自身の判断にて行ってくださいますようお願いいたします。

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