運用成績報告(2020年6月末)

こんばんは、ぽんとんです。

一つ前の記事に書きましたが、6月中は6つあったポートフォリオのうち3つを断腸の思いで解体し、その資金を使って米国個別株を中心とした新しいポートフォリオを構築していました。

またそこに至る前に、日本個別株の単元未満株への投資を試してやっぱり肌に合わず撤退したりなどしており、結構な額の手数料をとられて資産全体のパフォーマンスをかなり押し下げてしまいました。

そんな生みの苦しみを経て構築した新ポートフォリオは後半で紹介していきます。

とりあえず、解体せず継続していく既存ポートフォリオ3つの6月の成績をまとめます。

『米国8種均等』ポートフォリオ

一つ目は『米国8種均等』ポートフォリオです。
以前まで『ぽんとん式米国8種』と名付けていましたが、そろそろ恥ずかしくなってきたのでその名はやめました。

まずは現在の構成確認です。
(円グラフの内側は目標比率です。)

NISA枠を使って最近不調な『LMT』と『NEE』の買い増しを行いましたが、まだ比率の低さをカバーできていません。『MSFT』や『ADBE』など情報技術系強すぎです。

このポートフォリオを全体でならした場合のレバレッジは現状”約”1.247倍になります。
レバレッジ分を考慮した実質ポジションをアセット別にまとめると下のグラフのようになります。(外側グラフは合計約124.7%の保有比率、内側グラフは合計125%の目標比率になります。)


前回に引き続き理想的な比率が維持されています。

続いて成績推移の確認です。

下の折れ線グラフは現在の投資方針をスタートした2月頭から6月30日終値までの週末ベースの成績推移です。

ベンチマークとしているのは『楽天・全米株式インデックス・ファンド』(以下『楽天VTI』)です。こちらはモーニングスターのサイトからダウンロードできる日次ベースのデータを使いグラフ化しています。
(前回まで『グローバル3倍3分法ファンド』もベンチマークとしていましたが今回から辞めました。)


2月頭に運用を始めて以来8%くらいプラスになりました。
順調に増えてくれています。

次に6月の成績です。

一応アウトパフォームしたように見えますが、6月最終日に米国株は大きく上げているので、反映が1日遅い投資信託の『楽天VTI』と厳密に時間を合わせたなら、負けているかもしれません…。

iDeCo ポートフォリオ

次はiDeCo枠で運用しているポートフォリオです。

現在の構成は以下のようになっています。
(円グラフの内側は目標比率です。)

自由枠としていた10%分を『iFree 新興国債券』から『ひふみ年金』に変更しました。
前回まではNISA口座で『ひふみプラス』を運用していたのですが、それを解体した結果、”ひふみ成分”が無くなってしまったので、代わりにこちらで運用しようと思ったからです。

成績推移です。
DCやiDeCoなど年金系の資産は米国株式ではなく全世界株式のインデックスを目標にしているため、ここでのベンチマークは『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』(以下『楽天VT』)としています。

企業型DCからiDeCoに移行手続き中だったためにコロナショック初期の直撃は回避されたというアドバンテージはありますが、ちょうど設定来0%に戻ってくれました。

次に6月の成績です。

ちょっとさみしい結果ですね…。

妻の企業型DC ポートフォリオ

最後に妻の企業型DCのポートフォリオです。

現在の構成は以下のようになっています。
(円グラフの内側は目標比率です。)


引き続き変化なく平和です。

続いて成績推移です。
こちらもベンチマークは『楽天VT』にしています。

引き続き、微妙なアウトパフォームを維持できています。

6月の成績です。

こちらもちょっと寂しい結果でした。

新規!!『個別株アクティブ(適当)』ポートフォリオ

新しく構築したポートフォリオ!
その名も『個別株アクティブ(適当)』ポートフォリオ!
”(適当)”の部分も含めてポートフォリオ名です。
個別株中心にはしますが、ガチガチにルールを決めたりせず、アクティブかつ適当に運用していくポートフォリオなのです。つまり何をやってもいいということ。

今現在はこんな感じの構成にしています。

【内訳】

AWK アメリカン・ウォーター・ワークス 25.38%
ODFL オールド・ドミニオン・フレイト・ライン 10.44%
DPZ ドミノ・ピザ 10.21%
ZTS ゾエティス 9.99%
CME シーエムイー・グループ 9.39%
OKTA オクタ 4.53%
UNH ユナイテッドヘルス 4.08%
RPRX ロイヤルティ・ファーマ 3.97%
AMZN アマゾン 3.47%
TMUS Tモバイル 3.40%
FICO フェア アイザック・コーポレーション 3.15%
POOL プール 2.73%
TSLA テスラ 1.36%
GILD ギリアド・サイエンシズ 0.87%
TAL TAL エデュケーション 0.52%
ZI ズームインフォ・テクノロジーズ 0.26%
CRWD クラウドストライク 0.25%
TMF Direxion デイリー20年超米国債ブル3倍 ETF 1.79%
日興 – ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり) 3.98%
待機資金 0.25%

『米国8種均等』ポートフォリオのほうでうまく運用できている3倍レバレッジ債券の『TMF』で株ヘッジしたかったんですが、今のゼロ金利政策のもとでは債券価格の上昇余地が少なく、今後株のクッションとして債券ってどうなの?と最近懐疑的に思ってきています。
そこで債券に頼らないクッションとして、公益株を多めにし、ゴールドもちょっと組み込んでいます。

あとこのポートフォリオは円高に超弱いという弱点があるので、ゴールドを投資信託で持っておいて、有事の際にはauカブコム証券の代用有価証券を利用してドル/円かユーロ/円のショートで円高ヘッジを行える体制を整えておきます。

そんな感じで1か月かけて考えてみたポートフォリオです。

ふぅ、満足。考えるの楽しかった…。

ではでは。

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※当ブログで紹介した銘柄は、売買を推奨するものではありません。
また過去の成績が良いからと言って将来も同様に良い成績になるとは限りません。
実際の投資行動にあたっては、ご自身の判断にて行ってくださいますようお願いいたします。

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