可変レバレッジド・ ポートフォリオと為替リスク

こんばんは、ぽんとんです。

私は、サテライト運用として、世間では”闇落ち”などといわれている「可変レバレッジド・ポートフォリオ」に手を出しています。

「可変レバレッジド・ポートフォリオ」の詳細については発案者のhiroakit氏のブログを参照してみてください。

ほかの方々のブログにも詳しく語られていますので、ここでの説明は省きますが、非常に魅力的なポートフォリオだと感じましたので、私は今年の初めから”リスク大”のポートフォリオで運用しています。

初期のころは

・SPXL 40%
・TMF 30%
・AGGY 30%

という構成で運用していて、3月中旬ころから

・SPXL 40%
・EDV 60%

に切り替えました。

初期のころに組み入れていた「AGGY」は、マネックス証券のゼロETFを使って手数料を節約したかったので、「BND」の代用としていました。
「BND」の類似品である「AGG」の類似品だから代用できるかなと思ったからです。

3月中旬ころに、hiroakit氏のブログにて債券部分をEDVで代替する下記の記事を読み、シンプルなほうがいいとおもい、EDVバージョンに切り替えました。

今日はその運用結果を検証してみました。

初期のころは買付完了まで現金比率が高めだったり、EDVに切り替えたときのロスなどもありますがざっとこんなグラフの成績になりました。

年初の運用開始後から、利上げ懸念だ、VIXショックだと、ずっと調子が悪く、ようやくここ数日でプラスになっています。
ちなみにリバランスはまだ一度もしていません。

このポートフォリオは上げ下げがきついことは覚悟はしていたのですが、私は円換算で考えていたので、2月のVIXショック以降の下げ局面ではS&P500とかの市場平均よりも結構下がるもんだなと体感的に思っていました。

でも、実際グラフにして見てみると、ドル換算では最大12.5%くらいまでしか下がっていないんですね。

円換算だと3月下旬ごろに最大17%近くまで下がる局面もありました。このタイミングはドル円が104円台になったころですよね。

私はこのポートフォリオを始めたとき、単純にS&P500指数などとリスクリターンや最大ドローダウンの数値を比較して、このポートフォリオすごいじゃん!と思って運用始めましたが、その時は為替のリスクをすっかり考えに入れていませんでした。

株安・円高の2重苦リスクには注意が必要だ、というのがこの9カ月弱運用してみての感想です。

ただでさえ大きな覚悟が必要な”リスク大”のポートフォリオですが、”リスク大”に上乗せで為替リスクがかぶさって来る、という更なる覚悟が必要なポートフォリオだと思います。

覚悟も新たに今後もしばらくこの運用を続けて行ってみます。

では本日はこれにて。

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