こんばんは、ぽんとんです。
先月27日にSBI証券主催の『ETF(上場投信)を活用して資産形成を始めよう』というセミナーに参加してきました。
現在SBI証券で、野村アセットマネジメントのETF売買手数料が無料になるキャンペーンをやっていて、それに伴うセミナーです。
この3日前に「J-ERITファン2018秋」に参加するため、人生で初めて東証に足を踏み入れたばかりというのに、また東証に来てしまいました。
このセミナーのなかに、野村アセットによる「ETFを活用したポートフォリオ戦略」という講演があり、今回私はそれに期待して参加した次第です。
その講演では、野村アセットの「NEXT FUNDS」シリーズETFで、GPIFのポートフォリオを再現する構成例や、「投信アシスト」というサイトの「ポートフォリオ分析」機能の活用例などが紹介されました。
それらに加え、以下の2つのオススメETFの紹介がありました。
「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信」(1489)
こちらのETFは、TOPIXとほぼ同じリスクなのに、TOPIXよりも利回りがいいとうことでオススメとのことでした。
指数のパフォーマンスについての資料では、2002年1月末を100としたときの2018年9月末の値が、日経225配当込指数だと300チョイくらいなのに対し、日経平均高配当株50指数は650くらいまでアウトパフォームしていることを示すグラフが紹介されました。
あと、組み入れ銘柄が出した配当金は、すべてETFの分配金として分配されるとのことでした。
「NEXT FUNDS 新興国株式・MSCIエマージング・マーケット・インデックス(為替ヘッジなし)連動型上場投信」(2520)
こちらのETFは、積み立てに適しているということでの紹介でした。
新興国と先進国のGDP成長率は今後、新興国のほうが成長していくことが予想されていて、この格差は、新興国株対先進国株の相対パフォーマンスの先行指標になっていることから、今後新興国株は伸びていくだろう、ということが説明されました。
また、積み立てるにあたっては下記の2点に当てはまるものに投資すること大事な条件ということでした。
・値動きの大きい資産
・結果的に右肩上がりで成長していく資産
このETFは上記ストーリーにあっているのでオススメとのことでした。
ただ、この視点で積み立てるとしても最近は信託報酬が安い投資信託も出てきているので、それらと比べるとこのETFはちょっと不利かなと思いました。
ちなみにこのETFの信託報酬は”税込0.2052%以内”です。
それに対して現時点の新興国株インデックスの中で、信託報酬最安の「SBI・新興国株式インデックス・ファンド」なら”税込0.1948%程度”です。
”以内”と”程度”という表現がどれくらいの幅なのかはわかりませんが、ほぼ同じくらいと考えたときに、金額買付ができる後者のほうが積み立てやすいといえるでしょう。
感想
私は自分のポートフォリオに「NEXT FUNDS NASDAQ-100連動型上場投信」
と「NEXT FUNDS 医薬品(TOPIX-17)上場投信」という、野村アセットのETFを加えています。
セクター別だったり業種別のETFを組み合わせてみることが大好物なため、野村アセットや大和証券から出ているTOPIX-17シリーズのような業種別ETFに大変興味があります。
今回はそういったETFの特徴とかの説明だったり、野村アセットのこのETFとこのETFを組み合わてポートフォリオを組むとリスクが抑えられて超おすすめですよー、みたいな紹介を勝手に期待していたのですが、そういうのはなかったのでちょっと物足りなさを感じました。
でも積み立てるべき2つの条件の話はとても参考になりました。
では本日はこれにて。
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