こんばんは、ぽんとんです。
最近の株式市場は米中貿易摩擦が云々ということで、軟調なご様子。
先週は仕事中にラジオ日経をずっと聞いていたんですが、日本市場は中国市場に引っ張られているのか逆に引っ張ったりしているのか、前場と後場で様相がガラッと変わったりする日があったりして面白い展開の一週間でした。
で、先週末にいよいよ貿易戦争が勃発したようですが、この先どんな感じになるんでしょうね。
ここで一度、かなり下落してきている中国株ETFが、この1カ月でどれくらい落ちたのか、確認してみたいと思いました。
あとついでに、中国経済の影響を受けにくそうなインド株のETFと、それら2カ国を含んでいる新興国株のインデックスETFもどうなっているか比較してみました。
※米国YAHOO!FINANCEのサイトより
赤:【PEK】ヴァンエックベクトル中国AMC A株 ETF
緑:【EPI】ウィズダムツリー インド株収益ファンド
青:【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF
中国株を代表するETFがどれだか良く分からなかったので、中国の「CSI300指数」に連動する「PEK」というETFで見てみました。この1カ月で14.9%下げています。
対して新興国ETFの「VWO」は6.4%、インド株のETFで有名な「EPI」は2.3%程度のマイナスです。
やはりインドは中国よりははるかに軽傷ですし、新興国全体と比べても軽傷で済んでいますね。
日本国内上場のETFでこれらの国のETFを買っていた場合はどうでしょう?
※YAHOO!JAPANファイナンスのサイトより
赤:【1575】ChinaAMC CSI 300 Index ETF-JDR(中国A300)
緑:【1678】インド株式指数上場投信
青:【1681】上場インデックスファンド海外新興国株式
日本のETFは流動性がないのと乖離率が高そうという懸念はありますが、やはり似たような感じですね。
インドは、中国に何かがあっても新興国インデックスよりは引っ張られなさそうです。(今回に関しては、ですが。)
以前は中国に投資するのはチャイナショック的なリスクがありそうなので何となく嫌だなぁ、と思っていました。
他の新興国の中でも、アセアン諸国は中国に引っ張られそうな気がするし、でもインドだったらそういう心配も低そうだし、人口も増えていくし、凄い人もいっぱいいそうだし、インドって魅力的だよなぁ。って勝手なイメージで思っていました。
でも最近は、習近平さんの政治基盤が盤石になったり、トランプさんとのやり取りで大人の対応を見せたりで、中国は国として安定していくのかなとも思えて、投資先としての中国を見直していたところでした。
あと何より最近の中国はハイテク関連が凄いという印象を持っています。
私は4年前からファーウェイのスマホを愛用しているのですが、この会社のスマホはホント凄いです。何が凄いって、何が凄いのかよくわからないんですが、とにかく持っていて満足感が半端ないんです。
さっき価格.comのスマホのページ見たのですが、人気ベスト3までを「HUAWEI P20」シリーズ3機種が占めていて、人気ベスト10の中でも5機種がファーウェイ製品でした。
米中摩擦でも話題に上がるファーウェイですが、日本でも浸透しつつあるようです。
話がそれましたが、アメリカ以外の国でイノベーションが生まれるとしたら唯一中国くらいかな、と私は思っていたりします。
でも今回のような下落を見てしまうと、やっぱりインドって魅力的だよなぁ、とも思えてしまいます。
まぁそんな移り気な今日この頃です。
そういえば、インドといえば、先ほどの比較で出した「インド株式指数上場投信(1678)」のほかにも「上場インデックスファンドNifty50先物(1549)」っていう国内ETFもありますよね。
これって、この前、ラジオ日経の「マーケット・プレス」内のカン・チュンドさんのコーナーで、指数が廃止になるだか使えなくなるだかで、このETFが償還されるので注意が必要という情報を聞いたのですが、こちらにある情報によると、何やら償還のスケジュールが見直されたりしているようですね。
何にしても注意は必要そうです。
では本日はこれにて。
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