こんにちは、ぽんとんです。
ただいまちょっとした軽い病気で入院中です。
時間があるので今後の投資のことを考え直してました。
(入院中じゃなくてもいつも考え直していますが…w)
投資の時間がもったいない
趣味だからいいのですが、保有銘柄の推移を記載しているエクセルの数字やグラフを見てニヤニヤしてる時間が少しもったいなくなってきました。
また、投資に時間を割いていろいろ調べているうちに下のような無限増殖ループに陥ります。
1.新たに試してみたい投資方法を発見
↓
2.配分をあれこれ考える。(投資方針変更)
↓
3.実際に試してみる。手数料がとられる。
↓
4.気に入れば継続。気に入らなければ辞めて手数料を取られたうえで1に戻る。
これでは気に入った投資手法がどんどん増えていくばかりだし、気に入らないものが多ければ手数料がどんどんとられていくばかり。結果、複雑な運用になってリターンが薄まっていきます。
これはこれで楽しいので趣味としてはいいんですけど、投資を始めた本来の目的は老後の安定なので、これはかなり初心からずれてきたなと。
なのでここで一旦投資手法を絞ってシンプルに運用することで管理の手間を少なくし、新しい投資手法の開拓や情報収集はちょっと中断しようかなと思っています。
その分空いた時間を副業に割いて小銭を稼いでいこうかと。
(ちなみにブログやアフィリエイトなどではなく投資に関係ない副業です。)
ではどういう運用手法で行くか
”個別株+3倍レバレッジ米国長期債券”
これで行きます。
実際に運用してみてコロナショック時の成績が一番良かった『ぽんとん式米国8種』ポートフォリオを考え方のベースにした新規ポートフォリオを作ります。
具体的には『ぽんとん式グローバル3倍6分法』、『ぽんとん式米国株3セクター均等』、『妻のNISA』各ポートフォリオをすべて解体しその資金を新規ポートフォリオにつぎ込みます。
成績の目標は今までなら
”『VTI(円建て)』を超えること”
でしたが、これからは
”『ぽんとん式米国8種』ポートフォリオを超えること”
にします!
(ちなみに『ぽんとん式米国8種』ポートフォリオ、iDeCoとDCの各ポートフォリオは現状のままの運用を続けます。)
解体するポートフォリオの反省点
『ぽんとん式グローバル3倍6分法』ポートフォリオ
『グローバル3倍3分法ファンド』を真似て自作したポートフォリオですが、自作の割には一部に本家の『グローバル3倍3分法ファンド』を組み入れていたものだから、コロナショック時もほぼ『グローバル3倍3分法ファンド』とほぼ同じ成績。わざわざインフラファンドやゴールドやFXを入れて手間をかけた分だけ損じゃん、となってしまいました。
それを払拭すべく、途中から個別株や『グローバル5.5倍バランスファンド』を組み入れるなどでテコ入れしましたが更にわけのわかんない構成に…。
あと来るべき大暴落に備えるべくあれこれ分散やらヘッジやらで対策に気を張っていたのに、運用開始後たったの3週間でその大暴落本番がやってきて、なんか気が抜けたというか使命感果たしたというか、もう十分楽しみました。
しかも株式インデックス並みの防御力しか発揮できなかったし…。
債券にレバレッジをかけてヘッジするという考え方のみ今後継承していきます。
あと代用有価証券のサービスはとても有益な制度だと思います!
円口座で国内個別株、国内ETF、投資信託を用いてバランスの良いポートフォリオを組む。それらを担保に代用有価証券のサービスを利用してFX口座で手動トラリピを行う。
手動トラリピも通貨を分散することでなるべく為替の上下に振り回されないようにする。また、カナダ/円ロングやユーロ/円ショートなどマイナススワップにならない通貨を組み合わせることで含み損時のストレスも軽減。しかも有事の際にドル/円ショートを持てば円高ヘッジにも使える!これをやれば絶対資金効率がいいはずです!
これ、最後までやれないか考えていたのですが、国内の個別やETF、投資信託だけで理想のポートフォリオが組めそうになかったので泣く泣く断念しました。
ゴールドとインフラファンドも自分の中では不満はないですが新規ポートフォリオのシンプル化のために泣く泣くオミットします。
FX部分で行っていた『ユーロ/ズロチスワップさや取り戦略』は、ズロチ/円のスワップがコロナショックをキッカケにかなり少なくなってきて旨味が無くなってしまったのでこれも終了です。
『ぽんとん式米国株3セクター均等』ポートフォリオ
こちらは「NASDAQ100」「ヘルスケア」「生活必需品」のETF/投信を均等に持つポートフォリオでした。かなり前から続けていたこのポートフォリオも解体します。
とても愛着がありましたが…。
しかもNISA口座で運用していました。
このポートフォリオではレバレッジ銘柄を組み込んでいましたが、将来始まる新NISAではレバレッジ銘柄はロールオーバーできないとのこと。
ならばと思い、今回思い切って売却することにしました。
あと今回のコロナショックでは、下げないことが大事だと身に染みました。
このポートフォリオのようにレバレッジをかけて、下げるときは大きいけど上げるときも大きい。よりは、『ぽんとん式米国8種』ポートフォリオがそうだったように、下げるときはなるべく下げ幅を抑えてその後の回復が楽。のほうがいいなと思いました。
ちなみにこのポートフォリオではレバレッジは全体で1.6倍くらいの運用となっていましたが、コロナショック時は思っていたほど下げ幅は大きくありませんでした。なぜか1倍の米国株インデックスと同程度かちょっと大きい程度で済んでいました。組み入れ銘柄の『iFreeレバレッジNasdaq100』に為替ヘッジがかかっているからでしょうか?わかりません…。
(ちなみに組み入れ銘柄の『CURE』単体で見たらドル建てで60%程度下げていて、今改めてゾッとしましたw)
下げよりはむしろ、半値戻し後のレンジ相場が続いたときは、レバレッジETF特有の減価が起きているんじゃないかと思い、若干ストレスでした。(実際にはどれだけ減価しているのかはわかりませんが…)
『妻のNISA』ポートフォリオ
こちらは米国株インデックスと日本株アクティブで構成しているポートフォリオでした。
昨年のつみたてNISA分と、今年は一般NISAにして少しだけ運用していました。
NISAはともかく、つみたてNISAもバラすのはかなり抵抗感がありましたが、今後節税分以上の利益を出すことができればオーケーということで。
もともと我が家では20年の投資期間はあまり考えてはおらず今後10年で勝負をつけるつもりなので、つみたてNISAはただの小額NISAでしかありません。
今は20年後の節税よりこの10年のリターン改善を優先し、今後の一般NISA枠、新NISA枠こそ有効に活用していきたいところです。
辞める投資手法や投資対象
いろいろ未練は捨てましたが、将来また有用性を見直して再開するかもしれないので、もう辞めているもの、やりたかったものも含めて忘れないために箇条書きで記しておきます。(あ、未練捨てきれてない…)
・米国株3セクター均等投資
・グローバル3倍6分法投資
・インフラファンド
・ゴールド
・日本個別株
・個別J-REIT
・代用有価証券
・FX自動売買(トラリピ、トライオートFX)
・FXスワップ投資(ドル/フラン、メキシコペソ/円など)
・ユーロ/ズロチスワップさや取り戦略
・CFD、くりっく株365
・インド株、ベトナム株
・仮想通貨
・日本中小型株投資信託
・つみたてNISA
さーて、シンプルにしたぞー!
次はいつ投資方針変えたくなるかなw
複雑になったものをシンプルにして、やがてまた複雑になって…ていう、これもループなんですよねぇ。
ではでは。
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※当ブログで紹介した銘柄は、売買を推奨するものではありません。
また過去の成績が良いからと言って将来も同様に良い成績になるとは限りません。
実際の投資行動にあたっては、ご自身の判断にて行ってくださいますようお願いいたします。