こんにちは、ぽんとんです。
1月末、私が加入している「国民年金基金」と「iDeCo」の掛金の比率を変えようと決めました。
変えようとした理由は、「国民年金基金」の予定利率(私の場合は1.50%)より、「iDeCo」で自分で運用したほうが有利に思えたためです。
そこで、「国民年金基金」の終身でもらえる部分以外の掛金を減額し、その分「iDeCo」を増額しようと思いました。終身部分は長生きするリスクを考えて据え置きました。
ちなみに私はフリーランスなので、拠出可能額は、年額81.6万円、月額にして68,000円です。この額を上限として「国民年金基金」と「iDeCo」に振り分けることが出来ます。
以前の掛金内訳はこんな感じでした。
<変更前の掛金内訳>
国民年金基金 | 1口目 | A型 | ¥11,100 |
2口目以降 | A型 1口 | ¥3,700 | |
I型 1口 | ¥2,640 | ||
iDeCo | ¥50,000 | ||
掛金合計 | ¥67,440 | ||
拠出可能額の余り | ¥560 |
※国民年金基金の掛金は年齢と加入タイミングにより変わるので、人によって異なります。
A型というのは終身もらえる年金で、I型というのは、65歳から80歳までもらえる年金です。
これを下記のような感じに変更しました。
<変更後の掛金内訳>
国民年金基金 | 1口目 | A型 | ¥11,100 |
2口目以降 | A型 1口 | ¥3,700 | |
iDeCo | ¥53,000 | ||
掛金合計 | ¥67,800 | ||
拠出可能額の余り | ¥200 |
I型の年金をなくして、「iDeCo」を3,000円分増額しました。
1000円未満の消費しきれない拠出可能額の余りを減らすのも今回の掛金変更の目的の一つでした。
この変更によって65歳から80歳までもらえる予定の年金額が年間52,600円分減りましたが、その分は今から「iDeCo」で運用してそれ以上の資産形成を目指します。
しかしこの変更をするための手続きが、とても長い道のりでした。
この比率に変更すべく、2月初旬に「国民年金基金」にこちらにある「減口申出書」を提出しました。
私の場合、1年分の前納(前年4月~3月まで)をしていたため、変更できるのは今年の4月分からとなります。(ちなみに前納すると0.1か月分の掛金が割引されます。)
提出後、何も音沙汰がなかったので不安になり、3月上旬ごろに電話をかけて、無事、届出が受理されていることを確認しました。
そして3月下旬ころに、私が「iDeCo」の口座を開いているSBI証券に拠出額増額の届出を、4月から国民年金基金が減額される旨も添えて提出したのですが、拠出額が上限を超えているとの理由で、翌月に受理されず戻ってきました。
その後すぐに、上記事情の説明をさらに詳細にしたものを添付して、もう一度同じ書類を提出しました。
あとで電話で聞いたところによると、国民年金基金側の処理時に減額した情報の更新が間に合っていなかったのだろう的な回答でした。
機械的に処理されるだろうから、そういう行き違いが起こるだろうと予感がしていたので、説明書きを添えたんだけどなぁ…。
その後、再提出した書類に私の記載ミスがあったらしく、これは電話確認で済んだのですが、やはりもう1か月時間がかかり、ようやく先日、「iDeCo」側の増額手続きが完了した次第です。
このドタバタで、結果として「iDeCo」の3,000円分の増額が3カ月間に合わなかったため、合計9,000円分の拠出枠を無駄にしてしまいました。
ひと月くらいはタイムラグが発生するとは思っていましたが、3か月もかかるとは予想外でした。
おまけに4月に「iDeCo」の引き落とし口座に入金をしておくことを忘れていたため、1か月分拠出できなくなる事件が発生しました。
合計、59,000円分の今年の拠出枠を無駄にしてしまうという大失態…。
今後の運用益非課税と、次回確定申告時の所得控除の旨みが減るのが大変悔やまれます。
では本日はこれにて。