こんばんは、ぽんとんです。
今日、使わなくなって余っていたPCパーツを「じゃんぱら」へ売却してきました。
6年前に9万円くらいかけてそろえた古いCPU・マザーボード・メモリ・SSDが、思っていたよりも高く3万円くらいで売れたので、「おお、半導体市場は在庫不足なのか?」と思ったり思わなかったり…。
ということで、今日は「SMH(ヴァンエック・ベクトル・半導体株ETF)」の紹介です。
「SMH」は「マーケット・ベクトル米国上場半導体25インデックス」への連動を目指すETFです。
これからはAIやIoT、VR、自動運転などの発展で、半導体関連はますます重要になってくると思うので、私はこれを投資対象に入れました。
SBI証券のサイトによると、経費率は0.35%、配当は年一回、直近配当利回りは1.32%です。
日付 | 配当金 |
2017/12/18 | $1.396 |
2016/12/19 | $0.576 |
2015/12/21 | $1.141 |
2014/12/22 | $0.632 |
配当金は年によって、多かったり少なかったりしているみたいですね。
昨年の配当は多いほうかと思われます。
組み入れ上位10銘柄はこんな感じです。
Taiwan Semiconductor Manufacturing Co Ltd ADR | 10.14% |
Intel Corp | 9.87% |
NVIDIA Corp | 6.26% |
ASML Holding NV ADR | 5.27% |
Applied Materials Inc | 5.16% |
Texas Instruments Inc | 5.06% |
Micron Technology Inc | 4.65% |
Qualcomm Inc | 4.60% |
NXP Semiconductors NV | 4.38% |
Analog Devices Inc | 4.36% |
※米国モーニングスターのサイト(2018/2/27)より
全組入銘柄25銘柄中、台湾セミコンダクターとインテルの2銘柄で20%を占めます。
上位の企業に何か起こればダメージは大きそうです。
次に直近1年のチャートです。
S&P500と、ハイテク系の参考としてVGTとの比較です。
※米国YAHOO!FINANCEのサイト(20018/2/27)より
赤:SMH ・・・ +39.81%
緑:VGT ・・・ +34.63%
青:S&P500 ・・・ +17.30%
リターンが大きいといわれるVGTのさらに上を行きますが、ボラティリティがめちゃ高めです。
この1年、実際に保有して様子を見てきましたが、適温相場と思えないほどジェットコースター感満載でした。
でも、大きく下落したときでも、含み益がすでに多かったので、不思議な安心感がありました。
次に5年チャートです。
※米国YAHOO!FINANCEのサイト(20018/2/27)より
赤:SMH ・・・ +203.63%
緑:VGT ・・・ +152.79%
青:S&P500 ・・・ +82.25%
2016年前半くらいまでVGTと同じくらいだったんですね。
その後は加速しVGTをも大きく引き離しています。
このころから何があったんでしょう?
SMHは、今後も同じような割合で成長していくとはあまり思っていませんが、今後どうなっていくんでしょうね?
バイオ関連みたいにブームが終わる感じになったりするんでしょうか?
成長の罠にハマっていないことを願いつつ、将来性に投資し続けていこうと思います。
すっごい革命的な大発明があって、半導体なんていらない世界が来るのであれば撤退します。
ちなみにSMHは設定日が2011/12/20のはずなのに、YAHOO!FINANCEでは、何故か2000年6月くらいからグラフが出せるようなので、2000年代初頭のITバブル時から現在までのチャートも見てみます。
※米国YAHOO!FINANCEのサイト(20018/2/27)より
これも前回紹介したQQQと同様、ITバブル崩壊時には大幅に下げています。
しかも、17年を経て、昨年ようやくITバブル時の天井を超えることが出来たようです。
このETFには「失われた17年」があったことは覚えておきたいです。
では本日はこれにて。
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※当ブログで紹介した銘柄は、売買を推奨するものではありません。
また過去の成績が良いからと言って将来も同様に良い成績になるとは限りません。
実際の投資行動にあたっては、ご自身の判断にて行ってくださいますようお願いいたします。