こんばんは、ぽんとんです。
先日、愛着を持っていた以下の2つのETFを処分しました。
・ヴァンエック ベクトル 半導体 ETF(SMH)
・ヴァンエック ベクトル バイオテクETF(BBH)
いままではこれらに対して愛着や強い期待を持っていました。
そのため、SMHはハイテクセクター、BBHはヘルスケアセクターというふうに拡大解釈して自分の3セクター均等PFに無理やり混ぜていました。
でももう愛着や期待などの感情は捨てて、純粋な3セクター均等(QQQ,VDC,VHT)投資をやってみようと思うので、機会があれば処分しようかと思っていました。
どうせSMHに組み入れられている銘柄の有名どころ(インテル、エヌビディア、クアルコム、アプライド・マテリアルズなど)は、QQQにも入っています。
BBHの有名どころ(アムジェン、ギリアド・サイエンシズ、セルジーン、バイオジェンなど)に至っては、QQQにもVHTにも組み入れられています。
これだとBBHを持つことによってそれらの企業を3重に持つことになり、バイオセクターだけやたらと比率が高いことになってしまいます。
だったら純粋に3セクター均等投資で良いかなと思うようになりました。
ただSMHもBBHも、NISA枠で買ってしまっていたこともあり、含み損の状態で処分することに躊躇していました。
ところが最近の戻り相場で両方とも評価損益がプラスになってきました。
そのため、ここが処分のしどころだと思い、SMHは先々週末、BBHは先週末に未練を断ち切って売却しました。
SMHに関しては、半導体セクターに強いこだわりがあって結構前から投資していたので、
手持ちの銘柄の中ではダントツの含み益、気付いたらプラス10%近くになっていました。
ついこの前まではすごい目減りしているなぁと思っていたのですが…。
その上昇っぷりが気になったので、昨年10月初頭からの暴落局面から現在までのSMHの動きを見てみます。QQQとの比較です。
※米国YAHOO!FINANCEのサイトより
赤:QQQ
青:SMH
期間:2018/10/2~2019/2/14
暴落開始あたりで半導体産業への悲観からか真っ先に売られ、QQQよりもアンダーパフォームしていました。
クリスマスショックあたりでは暴落直前からみると24%近くまで下がっています。
NVIDIAの暴落やHUAWEIショック、アップルショックなど半導体に関する負のイベントを次々と経てきましたが、年初からの戻し方も凄まじさを感じます。
現在ではQQQをアウトパフォーム。
暴落前からみてたったの-3.8%まで回復しています。
もう半導体ブームは去ったと思わせておいてなんなの!?
ついでにBBHも見てみます。
ヘルスケアセクターのVHTとの比較です。
※米国YAHOO!FINANCEのサイトより
黄:VHT
紫:BBH
期間:2018/10/2~2019/2/14
BBHも暴落初頭からVHTに大きく差をつけて下落していき、クリスマスショックあたりでは-23%近くまで落ちています。
その後、1月前半の追い上げは半端なく、一瞬でVHTの水準まで駆け上がっています。
その後はVHTと同水準を推移しています
バイオセクターに関しては暴落時に防御力あるかなと思っていましたが、今回に関してはそんなでもないようですね。ふつうにVHTのほうが防御力あったようです。
引き続き、純粋な3セクター均等投資に向けて、こだわりや愛着を捨てて、断捨利を続けていきます。
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では本日はこれにて。
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