こんばんは、ぽんとんです。
コロナショックの暴落も落ち着いてきたので、いままでの総資産の推移を見直していました。
下のグラフは、ちゃんと記録を残している2018年初頭以来の総資産(DC除く)の成績です。
青い線が私の総資産(DC除く)の推移です。毎日集計しているわけではないので波形は丸められて大雑把ではあります。
赤い線はベンチマークとしている『楽天・全米株式インデックス・ファンド』です。基準価額をモーニングスターのサイトからダウンロードしてグラフ化しました。
円建ての米国株インデックスを超えるというのが目標なのでこれをベンチマークにしています。
この期間中、色々な投資方法を試しました。
日本株アクティブが主軸だった時期もあったり、FXが主軸だった時期もありましたが、総じて言えることは、上昇局面では米国株インデックスに付いていくことが出来ずに引き離され、下落局面で下落幅を抑えることで米国株インデックスに追いつくパターンだったということです。
下落局面で米国株インデックスより下落幅が小さいのは、現金比率が高いということではありません。私は基本的にはなるべくフルポジ運用を目指しているので、下落直前もだいたいフルポジです。
ゴールドやらFXやらインフラファンドに分散しているから株式オンリーよりはマシということだと思います。
今回のコロナショック(上図の黄色い枠)では、暴落直前に投資方針を大きく変えたのですが今までのパターンと同じく下落幅を抑えて大底で米国株インデックスに追いついてくれました。
そして現在の米国株インデックスは半値戻し近辺ですが、総資産のほうは珍しく引き離されずについて行けています。投資方針を変えたことによる成果でしょうか!?
いや、このパターン、どっかでも見たぞ…?
上のグラフで緑色の枠で囲った2018年のクリスマスショックの部分を拡大したグラフです。
この時も大底から半値戻しくらいまでは米国株インデックスについて行けていたんです。
でもその後は大きく乖離していきました。
こんなに引き離された理由には心当たりがあります。
大底から半値戻しまでは順調に戻したので、この後もさらに順調に戻っていくはずがない。
どこかで2番底目指して下落していく、もしくはしばらくはヨコヨコの状態になるんじゃないかと思っていました。まさかたった2か月くらいで暴落前まで戻るとはゆめゆめ思っていませんでした。
なので確かこの時は下落を見込んで日経のダブルインバースのETFを買ったりしてました。
ところが株がみるみる上昇していったため塩漬けになったと記憶しています。
あと、銘柄を入れ替えていたときでもあり、バイオセクターETFの『BBH』を処分して、代わりにヘルスケアETFの『VHT』を購入しようとしていた時でした。
『BBH』を売って即日『VHT』を買っとけばいいものを、どうせならもうちょっとだけ下がったタイミングで買おうと思い、1ドルとか2ドルとか、そんな些細な下落を待っていたのにその後ほとんど下げるタイミングがなく、結局しばらく買えなかったという苦い記憶があります。
スルスルと上昇していく相場に対してショートポジションを持っていたことと、株式の保有比率が少なめだったなど、余計なことをしていたのがこの時の敗因だったと思います。
半値戻しまでは順調について行けています。前回はここで判断を誤り、米国株インデックスから引き離されました。
そして、今現在この時点で思っていることは…
世界中の経済が止まっていて破綻とかがどんどん起きて大不景気が来るだろうに、このまま順調に元の株価まで戻るわけがない。
金融緩和でバブルになるかもと言われているけど何かのキッカケでもう一回ドカーンと来るんじゃないだろうか。来なかったとしてもしばらくはレンジでヨコヨコなんじゃないだろうか。
もし次にドカーンと来るときも最初の下落と同様に一瞬で大きく下がるだろうから銘柄を入れ替えている今はフルポジは控えてその時を待ちたい…。
あ、前回と同じだ。
ここからの下落を予想し、銘柄も入れ替え途中で株式比率は少なめ。
入れ替えはすぐに行わず購入予定の銘柄の価格が少し下がるのを待っている状態。
ショートポジションこそ持っていないものの現金比率は高いので、CFDやFXなどでいつでもショートポジションンに入れる環境でアクティブ運用(余計なこと)やる気MAX。
このパターンは負け確定演出か!?
やはり今からでもフルポジにしておくべきか?
いや、今回こそはスルスルと株価が上がっていくはずがない!
だって前回はただの米中貿易戦争懸念だけだったけど、今回はレベルが違います!
地球上の総人口の半数以上が自宅にいて経済が動いていないという人類史上初の大事件なんです。これで上昇したらもう資本主義おかしすぎます!
よって、しばらくは様子見しようと思います。
と決意しつつも、このまま2,3週間上昇し続けると我慢しきれずフルポジになっていることでしょう。これもいつものパターン。
この呪縛から解き放たれる方法は、相場が予想通りに動いてくれることだけ。
あ、だめだ、それは一番確率が低い…。
と、いろいろ悩むのが投資の楽しいところ。
以上、いつまでたってもほったらかし投資ができないぽんとんでした。
ではでは。
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※当ブログで紹介した銘柄は、売買を推奨するものではありません。
また過去の成績が良いからと言って将来も同様に良い成績になるとは限りません。
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