こんにちは、ぽんとんです。
私が株を始めることになったきっかけは妻です。
会社の周りの人たちがいつも株の話をしていたので、株というものに対しては結構身近ではあったのですが、仕組みもわからず、自分もやってみようかなとまでは思っていませんでした。
そんなときに、やってみれば、簡単だよということで口座を作るまでになったのは妻の差し金でした。
妻は独身時代に大損をしており、株で400~500万円が半分以下になってもあまり気にしない猛者だったことは、その時は知りませんでした。
口座を作る証券会社は、手数料が最安だったライブスター証券にしました。
当時はアイディーオー証券という社名でしたが。
2008年末か2009年初めのころだったかと思います。
株の買い方や仕組みなどは妻から教わりました。
最初に買った銘柄の中で覚えているのはビックカメラ（3048）です。
趣味がカメラや写真なので、ビックカメラによく通っており、なじみがあったためです。
あと株主優待券がもらえるのも良かったですね。
たしか\27,000くらいで購入したかと思います。
100株単位なので、株価は270円くらいだったでしょうか。
ところが買った直後に
ビックカメラ、不正会計事件発覚！！
東京証券取引所はビックカメラ株式を監理銘柄へ指定！
上場廃止の危機へ！！
買ってすぐにそんな目にあい、株価もどんどん下がっていくし、怖くてオロオロしたものです。
だって「不正会計」とか「監理銘柄」とかいう難しい単語、普通に暮らしていて絶対使わないし、立ち入っちゃいけない世界に入ってしまったのではと思って…。
まさか自分のお金がいきなりゼロになるピンチに陥るなんて、とても平静ではいられません。
でもその時は何とか耐え抜き、その後ずっと持っていて、昨年の春くらいに８万円強の利益を出して手放しました。
今思えば、たった\27,000。
たとえ上場廃止になったとしても\27,000の損失でしかないのに、あの時は本当に地球が終わってしまうかのような絶望感でした。
そして9年近くの時が流れ…。
最近の仮想通貨の下げかたはすごいですね。
先週からどんどん下がっていって、挙句に17日の朝に見たときには、リップルなんて前日より40%近く一気に下げてましたし。
その時点で私が保有している仮想通貨は34万くらいの含み損（マイナス62％くらい）だったわけですが、妻に言わせれば「まぁ私たちが買ったら下がるのは当たり前なのでしょうがない」というかんじであまり気にしていないし、私もそのスタンスがだんだん伝染ってきているのか、自分でも信じられないくらい動揺がありませんでした。むしろこの状況を笑い話に出来るくらいでした。
今回の件で意外にも自分には下落耐性あるのかな、とも感じましたが、それは仮想通貨はメインの投資枠とは別に、練習、勉強のつもりでやっているものだし、運よく上手くいけばいいなぁという、宝くじのような感覚でやっていたためかもしれません。
宝くじだったら、当たれば大きいですが、当たらなければゼロなので。
もし株式投資中心でやっているメインの投資枠で62%も下がったら、絶対平静ではいられないでしょう。
それこそ地球が終わってしまうかのような絶望感だとおもいます。
ITバブル崩壊の時なんてナスダックは78%も（2年7カ月かけて）下がったと聞きますので、今後もあり得ない話ではないのでしょう。
そんなときのために投資指針を決めたので、あとは動揺せずにそれを守っていけるかが自分との勝負なのだろうと思います。
では本日はこれにて。
▼▼ブログランキングに参加しています。応援いただけると励みになります。
