こんばんは、ぽんとんです。
10月は21日のFEDウォッチャー・ニック記者の12月利上げ幅縮小を示唆した観測記事をキッカケとした株高、そしてその直後に行われた日銀の大規模為替介入。このコンボがとても爽快に決まり、その日は夜中までチャートから離れられず興奮しながら見ていました。
チャートの動きを見ているだけでワクワクと楽しくて、まさにエンターテイメントに感じられました。
この日から株も為替もなんだか相場の雰囲気が変わったように感じます。
ドル円も上値が重くなってきたし、株はこれ以上安値更新しないような気がするし。
FRBとちゃんと連携して記事が出ること知ってて介入の準備していたのならすごいし、そうじゃなくてニックの記事を見てから夜中のうちに介入を即断したのならもっとすごいです。ものすごい効果的なタイミングだったので財務省めっちゃ有能!と思いました。
そんなワクワクした10月の運用成績報告、始めます。
10月の成績(10/1~10/31)
10月の成績は、
【前月比】:10.69%
【年初来】:-3.01%
【設定来(2017年2月~)】:+54.56%
でした。
まさかの前月比2桁上昇です。
今回は投資方針を転換したので、うまく今回の上昇相場に乗ることが出来ました。
<年初来の損益率グラフ>
<設定来(2017年2月~)の損益率グラフ>
資産構成
ポートフォリオ
10月末時点でのポートフォリオは上図のようになっています。
※デリバティブは必要証拠金ベースの比率です。
※デリバティブの「証拠金余力」は待機資金と統合して「現金」としています。
1655 | iシェアーズ S&P500 米国株 ETF | 19.12% |
1478 | iシェアーズ ジャパン高配当 ETF | 11.05% |
1678 | NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty50連動型上場投信 | 4.43% |
2516 | 東証マザーズ ETF | 2.05% |
EPOL | iシェアーズ MSCIポーランド ETF | 1.97% |
MSFT | マイクロソフト | 2.34% |
1414 | ショーボンド | 2.29% |
ODFL | オールド ドミニオン フレイト ライン | 2.04% |
SPGI | S&P グローバル | 1.87% |
POOL | プール | 1.77% |
CDNS | ケイデンス デザイン システムズ | 1.76% |
ZTS | ゾエティス | 1.76% |
先物・オプション | 12.05% | |
現金 | 35.49% |
投資行動
株式の投資行動
株式の具体的な売買行動は下記の感じです。
【新規組み入れ】
・ODFL オールド ドミニオン フレイト ライン
・CDNS ケイデンス デザイン システムズ
・SPGI S&Pグローバル
・POOL プール
・ZTS ゾエティス
・2516 東証マザーズ ETF
・EPOL iシェアーズ MSCIポーランド ETF
【買い足し】
・1655 iシェアーズ S&P500 米国株 ETF
【全売却】
・2563 iシェアーズ S&P500 米国株 ETF (為替ヘッジあり)
・1621 NEXT FUNDS 医薬品(TOPIX-17)上場投信
・1627 NEXT FUNDS 電力・ガス(TOPIX-17)上場投信
・UNH ユナイテッドヘルス グループ
・1377 サカタのたね
・8174 日本瓦斯
・9041 近鉄グループ
・9142 JR九州
・9369 キユーソー流通システム
・投資信託 ピクテ iTrust バイオ
【買い足し → 全売却】
・SMH ヴァンエック 半導体 ETF
【全売却 → 買い足し】
・1414 ショーボンド
今年は年初からの株価下落に伴って現金比率を高めつつ、米国グロース株をやめて高配当ETFや日本株のディフェンシブ銘柄などを中心に投資をしてきました。
ですが今回からはそんな警戒態勢は解いて、そろそろ通常投資に戻していこうと動き出しました。
手始めに日本株のディフェンシブ個別株やETFを売却。
『サカタのたね』『ショーボンド』『キユーソー流通システム』は+11%くらい、『JR九州』は+16%くらい、『日本瓦斯』は+19%くらい、『近鉄グループ』は+24%くらいと、こんな相場なのに大きく育ってくれていました。
代わりに懐かしの『ODFL』だったり『CDNS』など、以前保有していた米国個別銘柄をちょこちょこ買い戻しています。ちょっと早かったかもですが…。
『SMH』も一度買ったのですが、半導体はさすがにまだ早すぎると考えな直してすぐに手放しました。
逆に『ショーボンド』は長期で見ても右肩上がりなので、これはこれでまだ保有していてもいいかなと思い買いなおしました。
あとは米国株ETF、新興国株としてポーランドのETFなどのインデックスも増やしつつあります。
『iシェアーズ S&P500 米国株 ETF (為替ヘッジあり)』は手放していますが、これは含み損があるうちに損失確定して税金を取り戻すために全売却しました。
ただ米国株のエクスポージャーは保ちたかったので、ETFを売った瞬間にCFDのほうで同量のポジションを仮で建てました。
今後円高に戻っていくかと思われる中で、為替ヘッジ付の米国株ETFを持っていたいところですが、手数料や取引時間を気にしなければならないETFよりCFDのほうが使い勝手が良いので、円高がある程度進むまではそちらのほうで米国株のエクスポージャーを持っておこうとかなと思います。CFDは為替の影響が限定的なので。
先物・オプションの投資行動
【日経225オプション】
日経225オプション10月限で組んでいたコールのデビットスプレッドは相場がうまく上昇してくれたタイミングで利確して大成功。もしSQまで持っていたら負けてました。
プットのクレジットスプレッドのほうはSQで無事清算され、こちらも成功でした。
11月限では大きな上昇や下落はないと想定しています。
まずはファープットのバックスプレッドを組んである程度で利確。
その後にもう少し近くのファープットのバックスプレッドと、ファーコールの売りを仕掛けて、現在はSQ待ちです。
あと短期狙いで29000のコールを買ったのですがこちらは失敗して損切りしました。
12月限ではファーコールの裸売りをしています。これはSQまで待たずにある程度までプレミアムが下がれば利確してしまうつもりです。
【米国株オプション】
米国株オプションは『QQQ』のプット売りと『VTI』のコール買いを保有していましたが、ある程度利益が出たタイミングで決済しました。
FX・FXオプションの投資行動
FXに関しては手動トラリピ戦略から全撤退しました。
トラリピは長期で見ればいい投資戦略だと思うのですが、現在みたいなボラティリティの高い相場だと、いつ想定レンジを抜けてしまうか、過去にあったようにレンジを抜けた後は地殻変動が起きて別のレンジで定着してしまうのではないかという不安と戦わなければならないのに疲れました。(昨年までのようにボラティリティが低い相場が続くと、利益が出るスピードが遅いのでボラ上がんないかなぁとか思っていたものですが…。)
今回はAUD/NZDとNZD/USDで想定していたレンジを抜けました。
結果を言えば、そのまま撤退せずにいれば戻ってきたので逆に儲けていたかもしれません。でも今回はレンジを抜けたのを機にトラリピのような逆張り戦略から離れてみようと思いました。
今後はFXは小ロットで順張りの練習をしつつ、安定して利益の出せる225オプションのほうに注力していこうと思います。
(トラリピよりオプションのほうがいいというのは、ちょうど1年前のブログを見返したら同じことを書いていました。同じことを繰り返して全然学習できていないことにショックを受けています。)
ちなみに順張りの練習のほうですが、今回も若干利益を残せました。
『ユーロ/ポーランドズロチ』ショートのほうも今回を機に一旦利確しました。
こちらのほうはまたチャンスがあれば、ターゲットバイイング→スワップを取りつつカバードプットの戦略を引き続き狙っていこうと思います。
CFDの投資行動
CFDのほうは現在は長期投資の補助ツールとして使っています。
株式のところでも書いたように、円高がある程度進むことを想定して、為替ヘッジ付米国株ETFの代わりとしてしばらく使っていきます。
ただ月末に相場が上げすぎたので一旦天井かと思い、一時的に全部利確しました。
そのため月末時点ではノーポジションです。
若干でも下がったタイミングですぐポジションを取りなおそうと思います。
ETFの代わりなのでレバレッジは等倍で行くつもりですが、若干であればレバレッジを高めてもいい頃かもなとも思っています。
コモディティ系のCFDに関しては、順張りの練習として、銀、天然ガス、大豆、コーンなどをやりましたが、トータルでトントンでした。
今後について
さて米国の利上げはどの段階で上げ止まるのか、まだまだわかりませんが、結構金利が上がってきてはいるので、そろそろ債券なんかも投資妙味が出てきているのではないかと思っています。
そして債券といえば、債券部分にレバレッジをかけた『グローバル3倍3分法ファンド』などの、かつて一瞬だけ一世を風靡したレバレッジバランス系の投資信託がそろそろ復活してくるころなのかなと思っています。
そう考えたらまた以前やっていたみたいに自作のレバレッジバランス系ポートフォリオを構築したくなってウズウズしてきました。
(うーん、同じことを繰り返して全然学習できていない…)
ではまた。
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※当ブログで紹介した銘柄は、売買を推奨するものではありません。
実際の投資行動にあたっては、ご自身の判断にて行ってくださいますようお願いいたします。