インフラファンドに投資している理由を再確認

こんばんは、ぽんとんです。

投資している理由を再確認するシリーズ第3弾。 今日はインフラファンドです。

私は自分のアセットアロケーションの中に株ヘッジの一要素としてインフラファンドを組み込んでいます。

インフラファンドとは

インフラファンドは大雑把に言うと、J-REITのインフラ版です。 J-REITは不動産を保有して、そこから得られる賃料などの収益を投資家に分配する制度です。

インフラファンドの場合は不動産の代わりにインフラ(主に太陽光発電所)を保有して、その売電による収益が投資家に分配されます。

J-REITもインフラファンドも、利益の90%以上を投資家に分配することで法人税が免除されるシステムになっているため、高利回りになります。

現在東証に上場しているインフラファンドは下記の5つです。

銘柄

分配金
利回り

タカラレーベン・インフラ投資法人(9281) 6.41%
いちごグリーンインフラ投資法人(9282) 5.99%
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283) 6.82%
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284) 7.58%
東京インフラ・エネルギー投資法人(9285) 7.70%

現時点ではかなりの高配当です。

2/13には新たに6番目のインフラファンド「エネクス・インフラファンド投資法人(9286)」が上場される予定です。

どの銘柄もいろいろ特色があります。

昨年12月に行われれた『J-REITファン2018秋』というイベントの中ではインフラファンド3社によるIRセミナーがありました。

そこで見聞きしたことを別記事でまとめてありますので、興味のある方はそちらもどうぞ。

  こんばんは、ぽんとんです。 先月24日(土)に東京証券取引所で開催された『J-REITファン2018秋』に行ってきました。  ...

投資している理由

アセットアロケーションを考えたときに、不況時の精神的支えが欲しいと思いました。

保有銘柄が軒並み含み損状態でも、定期的に淡々と配当金が払われ、それを再投資する。
そんな配当再投資戦略をやってみたいと思ったのですが、高配当株でそれをやることに少し抵抗感がありました。

高配当株と言ったって株は株です。
株である以上、下落時には他の株と一緒に下落することでしょう。
落ち方は小さいかもしれないけど、下落は一蓮托生です。

なので、どうせ高配当なものを持つなら株とは違うアセットで持ちたいと思いました。

じゃ何を持つ?
REIT?

それもいいと思いました。
REITなら3~4%の利回りが狙えます。6%台という銘柄も結構あります。
なので私は少し保有しています。

でもREITって不動産です。 子供のころにバブル崩壊を目の当たりにして育ってきた身としては、不動産って暴落するもの、というイメージがありちょっと怖いです。

そんなとき、ある株の雑誌でインフラファンドの記事を見かけました。

インフラファンドの太陽光発電設備は不動産と違って空室になることがなく、 FITという固定価格買取制度もあり景気の影響も受けにくいため、安定して高配当が見込めます。

景気に左右されず、しかも高配当。

これだ、探していたものはこれだと思いました。

それ以来、インフラファンドを自分のポートフォリオに組み込むようにしています。

安定しているとはいえ、上場している以上は株の上下動に多少は引っ張られますが、昨年のVIXショックや10月以降に度々あった暴落局面でも、株と比較して防御力が高いという印象を実際に持ちました。 (J-REITに関しても同様でしたが。)

今後、上場インフラファンドがどんどん増えて東証REIT指数みたいな指数が出来たりして、それに連動するETFなんてのがでてきたら面白そうですね。

ちなみに私は東証に上場しているものではないインフラファンドにも投資しています。

「DirexionザックスMLP高配当インデックスETF(ZMLP)」という米国のETFです。

こちらは日本のような太陽光発電施設ではなく、パイプラインなどのエネルギーインフラ施設が収益源になっています。

利回りが10%近く、普通に怪しい投資先に見えますが、ちゃんとしたインデックスETFです。

ただこのETFは原油価格と相関性が高いようで、ずっと価格が右肩下がりです。
投資する際は注意が必要です。

昨年の暴落局面でも結構下落し、米国株式以上に激しい動きだと感じました。

ZMLPについての関連記事です。

こんばんは、ぽんとんです。 先日、「DirexionザックスMLP高配当インデックスETF」(ZMLP) より9月分の分配金を...

では本日はこれにて。

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※当ブログで紹介した銘柄は、売買を推奨するものではありません。
また過去の成績が良いからと言って将来も同様に良い成績になるとは限りません。
実際の投資行動にあたっては、ご自身の判断にて行ってくださいますようお願いいたします。

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