運用成績報告(2020年3月末)

こんばんは、ぽんとんです。

3月は世界が一変してしまいました。

まさかこの地球がこんな危機に陥ることになるなんて…。

しかしダウが1000ドル上下しようが、日経が1000円上下しようがそれが続くと慣れてしまうものなのですね。逆に値動きが1,2%程度だと、そんなに動いていない気がしてきます。

さて、3月の成績をまとめます。

各ポートフォリオの成績比較

まず各PFの3月の成績比較です。

青が私の各ポートフォリオで、オレンジがベンチマークとしている投信の成績になります。

総資産(DC除く)をみると一応ベンチマークより損失を抑えられてはいます。

それぞれ見ていきます。

総資産(DC除く)の成績

総資産(DC除く)の成績です。

現在の投資方針をスタートしたのは2月初めなので、1月31日終値の価格を0%として、3月31日終値までの結果をグラフにしました。

青が総資産の推移です。集計している日は月末と週末だけなので波形は大雑把です。

ベンチマークとしている赤い線の『楽天・全米株式インデックス・ファンド』(以下『楽天VTI』)、黄色い線の『グローバル3倍3分法ファンド』(以下『グロ3』)との比較になります。この2つは基準価額をモーニングスターのサイトからダウンロードしてグラフ化しました。

【ぽんとん総資産】
 ・前月比リターン    -10.74%
 ・2020年2月来リターン -16.14%

【楽天VTI】(ベンチマーク)
 ・前月比リターン    -13.75%
 ・2020年2月来リターン -21.25%

【グロ3】(ベンチマーク)
 ・前月比リターン    -17.04%
 ・2020年2月来リターン -21.26%

2月来の成績で見た場合「楽天VTI」「グロ3」は3月末にはほぼ同じ成績ですね。

その2つと比べると私の総資産は5%ほど下落を抑えているのがうれしいところです。

「グロ3」は暴落前半には下落耐性はあったのですが、株も債券もREITもゴールドも売られた全部売りが始まった3月中旬あたりからは成績が悪化していますね。リーマンショックでも見られたといわれる現象で「グロ3」の最大の弱点ですね。

続いて各投資方針ごとに詳細を見ていきます。

『ぽんとん式グローバル3倍6分法』ポートフォリオ

緑が『ぽんとん式グローバル3倍6分法』ポートフォリオの推移です。

【ぽんとん式グローバル3倍6分法】
 ・前月比リターン    -17.13%
 ・2020年2月来リターン -21.86%

2月来の成績で見た場合「楽天VTI」「グロ3」ともほぼ同じ成績です。
「グロ3」の弱点である株安/REIT安/債券安が同時に来るのが怖かったのでゴールドやインフラファンドやFXにも分散して作ったポートフォリオでしたが、結果「グロ3」とほぼ同じ下落率でした。今回の全部売りパニック相場の前には分散は全くの無力でした。

次にポートフォリオです。

【内訳】

先進国
株価指数CFD
GMOクリック証券 米国S500 11.16%
先進国株式ETF 【2514】NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジあり)

10.13%

日本インフラファンド 【9281】タカラレーベン・インフラ投資法人

11.91%

【9282】いちごグリーンインフラ投資法人
【9283】日本再生可能エネルギーインフラ投資法人
【9284】カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人
【9286】エネクス・インフラ投資法人 
ゴールドETF 【1540】純金上場信託(現物国内保管型) 15.80%
FX証拠金 米ドル/スイスフラン ロング 0.12%
ユーロ/円 ショート
ポーランドズロチ/円 ロング
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型) 50.88%
待機資金 0.01%

株式は前月に比べてさらに減り、安全資産のゴールドの比率がまたまた多くなりました。
当初REITにつられた動きをしているなと思っていたインフラファンドですが、結構踏ん張ってくれました。

FXは損失額はそんなでもないですが、地味にじわじわ減ってきています。ユーロ/ズロチがレンジを上に抜けてきました。
その影響で証拠金が限りなくゼロになってきました。担保としている東証ETFやインフラファンドの評価額は十分にあるのでロスカットになる心配は全然ないのですが、月末の判定日に証拠金マイナス判定のアラートを食らって翌々月の第7営業日までにそれが解消されない場合は、担保としている株券が強制売却で現金化されるルールのようですのでそこは気を付けなければなりません。

このポートフォリオのレバレッジは全体で約3.21倍に上がっています。
レバレッジ分を考慮した実質ポジションをアセット別にまとめなおすとこうなります。

『ぽんとん式米国8種』ポートフォリオ

青が『ぽんとん式米国8種』ポートフォリオの推移です。

【ぽんとん式米国8種】
 ・前月比リターン    -5.26%
 ・2020年2月来リターン -9.02%

これは引き続き大勝利です。
米国株インデックスファンドである「楽天VTI」に比べて下落を半分以下に抑えてくれています。
これはもうインデックスより米国個別株や米国債が大好きになりそうです。

続いてポートフォリオです。

前月に引き続いて本月も1回リバランスを行いましたが、引き続き米国債券3倍ETFの「TMF」の比率が大きめです。

全体でならした場合のレバレッジは現状約1.30倍になります。
レバレッジ分を考慮した実質ポジションをアセット別にまとめるとこうなります。


目標比率は 米国株式:米国債券 = 87.5%:37.5%(7:3)ですのでまだまだ債券が多めです。

『ぽんとん式米国株3セクター均等』NISAポートフォリオ


紫が『ぽんとん式米国株3セクター均等』NISAポートフォリオの推移です。
こちらは株式のみの構成のため、ベンチマークは「楽天VTI」のみとしています。

【ぽんとん式米国株3セクター均等】
 ・前月比リターン -9.31%
 ・2020年2月来リターン -20.14%

レバレッジをかけているはずなのになぜかインデックスと大差ない成績となっています。不思議です。

ポートフォリオはこちらです。

全体でならした場合のレバレッジは現状約1.60倍になります。
レバレッジ分を考慮した実質ポジションをセクター別にまとめるとこうなります。

こちらの実質ポジションのほうで3セクターの均等を目指しているのですが、前月に引き続き生活必需品セクターが下落に耐え、ナスダックとヘルスケアの比率が少なくなっています。
積立のノーセルリバランスはしましたが焼け石に水でした。

妻のNISAポートフォリオ

黄色が妻のNISAポートフォリオです。
こちらも株式のみの構成のため、ベンチマークは「楽天VTI」のみとしています。

【妻NISAポートフォリオ】
 ・前月比リターン    -10.40%
 ・2020年2月来リターン -19.04%

「楽天VTI」に比べてややアウトパフォームしています。

米国株の投信の比率が減っています。日本株がなぜか良い仕事をしてくれているようです。
がんばれひふみ!

以上が総資産(DC除く)の詳細でした。

もう一つ、総資産に算入していませんが、妻の企業型DCの成績も見ていきます。

妻の企業型DCポートフォリオ


緑が妻の企業型DCの推移です。
DCやiDeCoなど年金系の資産は米国株式ではなく全世界株式のインデックスを目標にしています。
なので、ここではベンチマークを『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』(以下『楽天VT』)としています。

【妻の企業型DC】
 ・前月比リターン    -14.12%
 ・2020年2月来リターン -19.33%

【楽天VT】(ベンチマーク)
 ・前月比リターン    -14.74%
 ・2020年2月来リターン -21.73%

全世界株式にアウトパフォームしています。ドル建ての新興国債券が仕事をしてくれているようです。
ポートフォリオは以下のようになっています。

成績報告は以上です。

前回の記事でも書きましたが、せっかく来た下落相場。もっと機動的に投資活動ができるように『ぽんとん式グローバル3倍6分法』ポートフォリオを変えていこうと思います。
とはいえ、いろいろ考えてせっかく作ったアセットアロケーションですので(しかも始めたばかり)、その思想や比率は維持したいと思います。

証券会社と銘柄を変えるだけでより機動的にアクティブ運用できるように変えていければと今は考えています。

4月は一か月かけてそれを構築していこうと思います。

ではではこれにて。

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※当ブログで紹介した銘柄は、売買を推奨するものではありません。
また過去の成績が良いからと言って将来も同様に良い成績になるとは限りません。
実際の投資行動にあたっては、ご自身の判断にて行ってくださいますようお願いいたします。

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