運用成績報告(2022年6月末)

こんばんは、ぽんとんです。

6月もジェットコースターのように上下した一か月でした。

最近はずいぶんリセッションという言葉が聞きなれてきました。

そんな中、私のポートフォリオは防衛体制を強化しました。

まず、下落を続けるS&P500への投資を抑え現金比率を上げました。

そして、日本の個別株の中で、通信、公益、食品、医薬、鉄道、高配当など、ディフェンシブな銘柄の比率を上げました。

詳しくは後ほど。

では運用成績報告、始めます。

6月の成績(6/1~6/30)

6月の成績は、

【前月比】:-0.59%

【年初来】:-8.05%

【設定来(2017年2月~)】:+48.16%

でした。

当月もまたじわじわ削られていますが、インデックスに比べれば下落は大幅に抑えられたと思います。

年初来の損益率グラフは下図のとおりです。

資産構成

ポートフォリオ

6月末時点でのポートフォリオは上図のようになっています。
(オプション、CFD、FXは必要証拠金ベースの比率です。)

個別株の銘柄数が大幅に増えました。
前月に個別銘柄を大幅に断捨離したので、当月は増やすターンだったようです。

それにしても日本株の数をここまで増やしたのは初めてです。

セクター比率

セクター比率は上図のようになっています。
(証拠金余力は現金に含めています。)

ディフェンシブなヘルスケア、公益事業、生活必需品セクターの比率が多くなってきました。

では中身を詳しく見ていきます。

資産詳細

銘柄内訳

1655 iシェアーズ S&P500 米国株 ETF 0.09%
2563 iシェアーズ S&P500 米国株 ETF (為替ヘッジあり) 10.90%
1678 NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty50連動型上場投信 3.67%
9433 KDDI 3.28%
8766 東京海上 3.03%
9432 NTT 2.98%
1627 NEXT FUNDS 電力・ガス(TOPIX-17)上場投信 2.66%
MSFT マイクロソフト 2.54%
1414 ショーボンド 2.29%
UNH ユナイテッドヘルス 2.14%
1377 サカタのたね 1.75%
9041 近鉄グループ 1.62%
8174 日本瓦斯 1.47%
4528 小野薬品工業 1.33%
4519 中外製薬 1.33%
9369 キユーソー流通システム 1.32%
2811 カゴメ 1.27%
9142 JR九州 1.08%
2503 キリン 0.82%
投資信託 ピクテ iTrust バイオ 0.70%
ACLX アーセルクス 0.59%
待機資金 22.35%
オプション/先物 日経225オプション、日経VI先物 7.01%
暗号資産CFD イーサリアム/円 ショート 0.05%
FX 豪ドル/NZドル 手動トラリピ ダイヤモンド戦略 1.98%
FX ユーロ/ポーランドズロチ ショート 0.65%
証拠金余力 21.11%

株式売買行動

個別株の具体的な売買行動は下記の感じです。

【新規組み入れ】
・1377 サカタのたね
・1414 ショーボンド
・2503 キリン
・2811 カゴメ
・4519 中外製薬
・4528 小野製薬
・8174 日本瓦斯
・8766 東京海上ホールディングス
・9041 近鉄グループ
・9142 JR九州
・9369 キユーソー流通システム
・9432 NTT
・ACLX アーセルクス
・ピクテ iTrust バイオ

【買い足し】
・2563 iシェアーズ S&P500 米国株 ETF (為替ヘッジあり)

【全売却】
・1621 NEXT FUNDS 医薬品(TOPIX-17)上場投信

【一部売却】
・9433 KDDI

【新規組み入れ → 全売却】
・6924 岩崎電気
・7011 三菱重工

源泉徴収税を取り戻すために前月一時的に損出ししていたS&P500の投資分は、一部だけ『iシェアーズ S&P500 米国株 ETF (為替ヘッジあり)』を買い戻しましたが、大部分はそのまま撤退。今後の米国株下落に備えることにしました。

あとは久々に会社四季報の最新刊を買って研究しました。
日本の個別株でディフェンシブと思われる銘柄を強化しています。

食品関連の『サカタのたね』『カゴメ』『キリン』、鉄道の『JR九州』『近鉄グループ』、高配当の『東京海上』、国土強靭化の『ショーボンド』、ガス販売の『日本瓦斯』など。

『キユーソー流通システム』は聞いたことなかった銘柄ですが、キューピー傘下の食品物流会社のようです。

通信の『KDDI』は前月では比率が高かったので分散のために一部売却して、代わりに『NTT』を組み入れました。

医薬品関連は、前月持っていた『NEXT FUNDS 医薬品(TOPIX-17)上場投信』から撤退して、代わりに『小野薬品』『中外製薬』を組み入れました。

『中外製薬』の株価は今まで、これでもかというほど叩かれてきましたが、そろそろ復活してくれてもいいと思うんですけどね。

バイオ関連はじっちゃま推しということもあって、投資信託の『ピクテ iTrust バイオ』と米国個別で『アーセルクス』を試しに組み入れてみました。

その他、防衛関連も持っておきたく『三菱重工』に手を出しましたが、さすがに今まで上がり過ぎた銘柄だったようで、買った途端に下落。-20%を食らって撤退しました。

『岩崎電気』は道路・トンネル照明などの地味めな会社ですが、6/7くらいから始まった指数の大幅下落時に株価が全く動じなかったので、これもしかしてインフラ系だしディフェンシブ銘柄なのかもと思い買ってみました。

でもその後冷静になってリーマンショック時のチャートを見たら悲惨な成績だったため、損益ゼロでしたが、そのままそっと撤退しました。

ポートフォリオの主力を米国株から日本株中心に移行してきた理由は下記のとおりです。

・リセッション懸念のメインステージは利上げ局面で高インフレのアメリカである。

・日本は遅れたリオープニング局面であり、円安インバウンドなどの期待もある。また日本企業は万年割安だしお得意の内部留保もあるので景気後退が来ても以前よりは耐えれる気もする。

・米国株は頻繁に売買すると手数料が高い。日本株であれば私が使っているauカブコム証券であれば約定金額が一日100万円以内であれば手数料無料なので気軽に売買できる。

・auカブコム証券なら、日本株(東証ETF、投資信託も含む)を代用有価証券としてFX証拠金の代用とすることができる。それだけではなく、なんとオプションの証拠金としても代用できる!

なのでこの不安定局面がある程度落ち着くまでは、日本株を主戦場にしてこうかと思っています。

米国株オプション売買行動

『RPRX』のPUT売り(ターゲットバイイング戦略)を行っていましたが微益で決済しました。
この局面で米国株オプションはうまく使いこなせないと思ったので一旦撤退しています。

日経225オプション売買行動

日経225オプションですが、6月限は若干のマイナスでした。

現在は、日経が上がってはPUTのデビット、下がってはCALLのデビッドスプレッドを上手く組むことが出来たので、7月限は結構な収益を上げることが出来そうです。

225オプションのほかにも先物を使って色々チャレンジしてみました。

6月初めごろ、この局面で異様にVIが低いことあったので、7月限の日経VI先物を買いました。
その後の日経225下落で相当な含み益が出たのですが、欲張って利確しないままにしていたら、スルスルと含み益が消えていきました。まだ保有してますので今後、日経225には下落してほしいです。

あとこれも6月初めごろ、NT倍率が大きく上に上がったときがあって、逆張りで日経先物ミニ売り+TOPIX先物ミニ買いのペアトレードを実行。

すぐに結構な含み益が出たのですが、これまた欲張って利確しないままにしていたら、スルスルと含み益が消えていきました。それどころかそのまま含み損が大きくなっていき…。
結果は戻ってきてくれて、含み益2000円くらいで撤退しました。

これは結構ボラ高いと思いました。

CFD売買行動

前月に一時的に持っていた『S&P500』の買いは少し利益を出していましたが撤退。

その後は『日経225』売りの『S&P500』買いや、『日経225』売りの『NASDAQ100』買いのペアトレード、短期で『金』『銀』『コーン』『大豆』『VIX』などを売買。
若干の小銭を稼ぎました。

現在は『イーサリアム/円』の売りを若干持っていて、暗号資産の次なる暴落を待っています。

FX売買行動

FXのほうは引き続き『豪ドル/NZドル』で手動トラリピのダイヤモンド戦略と、『ユーロ/ポーランドズロチ』ショートのスワップ狙いの戦略を継続中です。

『豪ドル/NZドル』は当月もあまり約定してくれませんでした。

『ユーロ/ポーランドズロチ』ショートのほうは徐々に上昇してきていて少しづつ含み益が削られてきています。

リセッション時には大きく上に跳ねてしまうのではないかとちょっと心配なので、今のうちに撤退しておいたほうがいいか思案中です。
スワップのほうは順調に増えていっているので、困りどころです。

その他、ドル円などいろんな通貨ペアを少量売買して小銭を稼ぎました。

あと、6月末にauカブコム証券で『豪ドル/NZドル』の取り扱いが始まったという知らせが入ってきました。

ということは代用有価証券を利用して1000通貨単位の『豪ドル/NZドル』の手動トラリピができるようになったということ!

これは私にとっては結構ゲームチェンジャーなビッグニュースでした。

早速、今までセントラル短資証券でやっていた『豪ドル/NZドル』手動トラリピを、auカブコム証券に乗り換えました。

乗り換え時にセントラル短資側で損切りし、auカブコム証券側で新たなポジションを取ったのでタイミングやらスプレッドのなどの影響で多少のロスが出ましたが、そんなロスなど気にならないほど、今後資金効率よく運用していけるのではないかと期待しています。

今後の投資行動

今後、一応下目線で相場を見ていきますが、底をとらえられるわけはないので、ある程度のところでS&P500のインデックスを買い戻すつもりです。

なるべく今より株安円高な位置で買い戻したいものですが、自分に限ってそんな上手くいくわけもなく。

気づいたらまた機会損失を食らっていそうで怖いです…。

ではまた。

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※当ブログで紹介した銘柄は、売買を推奨するものではありません。
実際の投資行動にあたっては、ご自身の判断にて行ってくださいますようお願いいたします。

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