こんばんは、ぽんとんです。
10月の米株相場はもう一段安い局面が来るかなと思っていましたが、全然堅調でしたね。
岸田首相就任以来大幅下落を続けていた日本株も、首相が金融所得課税強化の見送りを表明したあたりから持ち直した感じですね。
首相が生出演した日のWBSはワクワクして見ていました。
ただ衆院選前の日本株上昇アノマリーはイマイチな感じだったようですね。
そんな2021年10月の成績報告をしていきます。
資産構成
ポートフォリオ

現時点でのポートフォリオは上図のようになっています。
FXチームの資金を米国株やオプションに振り分けました。
セクター比率

セクター別でも前月からの比率が大きく変わりました。
上図では「情報技術」セクターは「半導体」と「半導体以外」で分けて表示しています。
では、それぞれのチームを詳しく見ていきます。
米国株チーム
このチームでは主に米国の個別株とETFに投資しています。
銘柄内訳
AWK | アメリカン・ウォーター・ワークス | 7.48% |
ODFL | オールド・ドミニオン・フレイト・ライン | 6.74% |
CCL | カーニバル | 6.68% |
SMH | ヴァンエック ベクトル 半導体 ETF | 6.35% |
MSFT | マイクロソフト | 6.12% |
ADBE | アドビ | 5.59% |
SPGI | エス・アンド・ピー・グローバル | 5.29% |
ZTS | ゾエティス | 5.01% |
NEE | ネクステラ・エナジー | 4.73% |
CDNS | ケイデンス・デザイン・システムズ | 3.57% |
POOL | プール | 3.54% |
IDXX | アイデックス・ラボラトリーズ | 3.15% |
ASML | ASML ホールディングス | 3.14% |
AR | アンテロ リソーシズ | 3.14% |
MAR | マリオット インターナショナル | 3.02% |
RMD | レスメド | 1.92% |
DPZ | ドミノ・ピザ | 1.68% |
待機資金(ドル) | 0.01% |
今回は銘柄や比率を結構弄りました。
もう少しポートフォリオ全体の値動きを安定させたいという思いから、今後も長期債利回りに翻弄されそうな『オクタ(OKTA)』や『クラウドストライク(CRWD)』のようなハイグロ銘柄を減らしました。
今後はたとえ決算や業績が良くても値動きが激しいハイグロやIPO間もない銘柄にはあまり手を出さないようにしようかなと思っています。株価が気になってしょうがないので。
また、最近はグロース株だけではいい成績が出ない局面も多いことから、『アンテロ リソーシズ(AR)』や『マリオット インターナショナル(MAR)』のようなバリュー株を少し多めに組み込んでみました。
あと保有比率の低い二軍的な銘柄の比率を増やして、なるべく全銘柄均等に近くなるように今後持っていくつもりです。
一時期は保有比率は各銘柄バラバラでいいんじゃないかと思っていましたが、やっぱり比率均等のほうが自分の性格上合っていると思えてきたからです。
また今回は、前月から続いていた下落から上昇基調に転じたくらいのタイミングでFXチームから資金を移して株の買い増しを行いました。
今回の具体的な売買行動は下記の感じです。
【全売却】
・OKTA
・CRWD
・UNH
・TMUS
【一部売却】
・AWK
・ASML
【新規組み入れ】
・AR
・MAR
・RMD
【買い増し】
・CCL
・CDNS
・POOL
・IDXX
いままで多めに組み込んでいた『アメリカン・ウォーター・ワークス(AWK)』を減らした理由ですが、公益株は債券の代わりにポートフォリオ全体のクッション役を期待して組み込んでいました。ところが最近ポートフォリオ内で比率を上げている日経225オプションがその役割を担うようになってきたため、公益株の存在理由が薄れてきており、今回比率を減らすに至りました。
また、『ユナイテッドヘルス(UNH)』と『Tモバイル(TMUS)』を処分したのは、買い増しを考えたときになんとなく買い増したいと思えなかったので今回は断捨離して別の株を買うための資金になってもらいました。
ただ『ユナイテッドヘルス』が無くなるとヘルスケアセクターが減ってしまうため、今まで長期で保有してみたかった『レスメド(RMD)』を新規で組み込んでみました。
『レスメド』は呼吸器系の医療機器メーカーです。
整理すると、
【今のところ長期で保有したいと思っている銘柄】
AWK、ODFL、MSFT、ADBE、SPGI、ZTS、NEE、CDNS、POOL、IDXX、RMD、DPZ
【情勢によって入れ替えをしていくつもり中期目線の銘柄】
SMH、ASML、CCL、AR、MAR
というイメージです。
あと『オールド・ドミニオン・フレイト・ライン(ODFL)』と『マイクロソフト(MSFT)』はダブルバガーを達成してくれました。
いずれも保有期間2年も経たずに2倍になりました。
『マイクロソフト』の保有期間に至ってはコロナショックを跨いでいます。
大きな波乱なくひたひたと上昇してくれる銘柄が多い米国株はやっぱりいいですね。
日本株チーム
このチームでは主に『日経225オプション』にて短期トレードを行っています。
月の前半にちょっと欲を出してしまいトレードの失敗をしてしまいました。
今後の教訓です。
月の後半は衆院選期間中ですので、様子見のためトレードは控えめにしておきました。
FXチーム
このチームでは株以外の分散先としてFXに長期投資をしていくつもりでしたが、今回で一旦全部手仕舞いました。
原油高と猛烈な円安の影響で『カナダドル/円』が急上昇してしまい、網掛けFXのショート側の含み損が増大してしまったことと、『豪ドル/NZドル』手動トラリピのほうは反転上昇の勢いが止まり、ロング側の含み損回復が一旦終了したような状態だったので、これ以上含み損が増えないよう、思い切って全て損切りしました。
含み損の大きさはまだまだ想定範囲の半分以下の認識ではあったのですが、オプションに比べると金額の大きい含み損を抱えて運用するのが、なんだかなぁという感じに思えてきたので、ここでの運用資金の一部をオプション側に移すことにしました。
また、前月から続いていた株の下落が上昇基調に転じたこのタイミングで株に資金追加をしたかったため、ここでの運用資金を切り崩してそちらに投入しました。
よって、このFXチームは今回をもってお取り潰しとします。
ただ、今後一切FXはやらない、ということではないです。
日本株チームのほうも株ではなくオプションのみの運用となり、名前と内容が矛盾するチームになってしまいましたので、次回からはポートフォリオのチーム編成を再編しようと思っています。
相変わらず投資対象がフラフラしてしまっていますね…
成績
10月の成績(10/1~10/31)
年初来の損益率(週末ベース)

米国株の下落がとまり上昇基調に転じました。
このままシーズナリティ通り年末に向けて突っ走っていくのでしょうか。
日本株チームのオプションのほうは前述のとおり、トレードの失敗の後に衆院選の様子見のため、あまり利益を出ませんでした。
FXチームのほうも前述のとおり含み損を抱えたまま手仕舞ったため、大きく資産を減らして年初来マイナスの状態まで堕ちてしまいました。
ただ、急激な円安のために損が膨らんだFXでしたが、米国株のほうで円安の恩恵があり、ポートフォリオ全体で円安分だけに着目すれば、ちょうどトントンという結果でした。
10月の運用報告は以上です。
ではまた。
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※当ブログで紹介した銘柄は、売買を推奨するものではありません。
また過去の成績が良いからと言って将来も同様に良い成績になるとは限りません。
実際の投資行動にあたっては、ご自身の判断にて行ってくださいますようお願いいたします。