こんにちは、ぽんとんです。
ようやく改訂版のポートフォリオが完成したので、今日それを公開したいと思います。
元々は今年の年始に投資方針と目標ポートフォリオを宣言し、その比率になるように資産を売買していたのですが、あと1、2週間くらいでそれが完成するぞ!ってときに2月の大暴落。
銘柄組み換え中だったため、クッションとする予定だった債券がなく、暴落の直撃を食らった状態でした。
それが初めて経験した暴落だったので、いろいろ考えさせられることもあり、最初のポートフォリオの見直しを行いました。
そして3月末あたりに見直しポートフォリオがいったん完成したのですが、その頃に参加したブロガーミーティングだったり米国株セミナーの影響も受け、もう一度ポートフォリオを再考。
そんな紆余曲折を経て、先週、ようやくその改定版ポートフォリオが完成したので、今日、それを公開したいと思います。
ポートフォリオが完成に近づいたら再考してみたくなる癖は何とかしたいものですが、これが(現時点の)最終版として今後、この比率を守って運用していこうと思っています。
アセットロケーション
まず資産クラスの配分ですがこのような感じです。
米国株式(主に米国ETF) | 50% |
日本株式(アクティブファンド) | 30% |
REIT/インフラファンド(高配当再投資戦略) | 10% |
金 | 10% |
先日参加したブロガーミーティングにて、
先進国株式:日本株式= 6:4
というのが効率フロンティア上の構成比率として一番リスクが小さくなるところ、というお話があり、ちょっと違いますがそれをアレンジして
米国株式:日本株式= 5:3
にしてみました。
あとは全体の20%程は暴落時のクッション、精神を安定させるための枠としたかったので、高配当再投資戦略が10%、金を10%というふうにしています。
ポートフォリオ
1.米国株式
全体資産の50%を振り分けます。
リターンとリスクの面で「VTI」を超えることを目指して、下記の比率のETFで構成します。
QQQ(パワーシェアーズ QQQ 信託シリーズ1) | 40% | ハイテクや新興企業で攻めを担当 |
VDC(バンガード・米国生活必需品セクターETF) | 40% | ディフェンシブの王道で守り担当 |
SMH(ヴァンエクトル 半導体 ETF) | 10% | 第4次産業革命への期待担当 |
BBH(ヴァンエック バイオテクETF) | 10% | 攻めと守りの二刀流担当 |
購入手数料を節約するため、基本的にはNISA枠を使って積立ますが、今年のNISA枠がもう足りないため、一部は似た内容の国内ETFや投信で代用します。
たとえば、「QQQ」の代わりに、国内ETFの「1545(NEXT FUNDS NASDAQ-100 連動型上場投信)」だったり、「BBH」の代わりに、連動する指数は違いますが同じバイオセクターの「iFreeNEXT NASDAQ バイオテクノロジー・インデックス」というように適宜代用していきますが、基本的に来年以降NISA枠に余裕が出来れば、米国ETFのほうに移行していきます。
「QQQ」について
「SMH」について
2.日本株式
全体資産の30%を振り分けます。
普通、時価総額比では日本株式は10%弱程度ですが、そして日本の将来は少子高齢化など、あまり希望は持てませんが、そんな日本でも意外に上手くやっていけるんじゃない?という期待を込めてこの比率にしました。
基本的には中小型株メインのアクティブファンドで構成します。
管理しやすいよう3銘柄均等にしています。
ジェイリバイブ | 33.3% |
ネクストジャパン | 33.3% |
DIAM新興市場日本株ファンド | 33.3% |
中小型株のアクティブファンドは、規模が大きくなると買付停止になったり、パフォーマンスが落ちる心配が出てくるので、様子を見ながら、別の銘柄に変更することも常時検討します。
以前は「ジェイリバイブ」に主軸を置くつもりでしたが、上記の理由や、iDeCoでもコアとして積み立てているので、今回比率を減らしました。
「ひふみプラス」は好きでしたが、今回ポートフォリオからははずしました。
細かいところですが、ひふみは国内中小型株だけでなく、米国株の比率も高くなってきたので、アセットアロケーションの比率がずれて管理が難しくなりそうだったためです。
「DIAM新興市場日本株ファンド」はもはや新規買い付けが出来ないので、積み立て分は
「MHAM新興成長株オープン」で代用します。
いずれ「DIAM新興市場日本株ファンド」は利益確定して「MHAM新興成長株オープン」に移行するかもしれません。
「ジェイリバイブ」について
「DIAM新興市場日本株ファンド」について
■REIT/インフラファンド(高配当再投資戦略)
全体資産の10%を振り分けます。
以前のポートフォリオでは、株暴落時に精神を安定させる役割として債券を持っておくつもりでした。
でも精神安定の役割として高配当再投資という方法もあると知り、自分には債券を持つよりこちらの戦略が肌に合うと思いこの枠を設けました。
ただし私の場合は、株式ではなく、REITとインフラファンドでこの戦略をやってみたいと思います。
株式で高配当戦略をやると、暴落時でも配当はもらえるとしても、やはり株価は暴落するでしょうから、私としては精神安定の役割としてはすこし弱いので、なるべく株式と違う相関のものでやってみたいと思ました。
上場している以上、株の暴落に引っ張られるでしょうが、このまえの2月の暴落時にも、東証REIT指数は日経平均よりも下落幅は小さかったようですし。
REITとインフラファンドの銘柄や比率は固定しませんが、なるべく税引き後でも利回りが4.5%以上になるタイミングで購入してホールドしておきます。
それらから出る配当金を再投資資金としていきます。
REITは、J-REITの銘柄の中から選ぶと思います。
インフラファンドは、日本では現時点で4銘柄しか上場していないので、その中から選びます。
たとえば、現在保有しているのは、
「9281 タカラレーベン・インフラ投資法人」
「9283 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人」
です。
おもに太陽光発電インフラ版のREITのような仕組みだそうで、景気変動の影響を受けにくいと言われています。
本当にそうなのか本格的な景気後退が来ていないのでまだ分かりません、利回りは5~6%台なので持っているだけで良い気分に浸れます。
あと米国でエネルギーパイプライン版のREIT、MLPなるものもあります。
そのETF「DirexionザックスMLP高配当インデックスETF(ティッカー:ZMLP)」は利回り10%程なので、とても危険な香りがするETFですが、怖いもの見たさでほんの少額だけ手を出して様子を見ています。
■金
資産の守り神として、全体資産の10%を振り分けます。
今まで守り神として債券と金を実際に持っていましたが、債券は少しでも目減りするとなんか嫌な気分になりましたが、金が目減りしても全然嫌な気持ちにならなかったので、金のほうが自分には向いていると思いました。これは個人的な好き嫌いの問題です。
銘柄は、国内EFTや、海外ETFにファンドオブファンズ形式の投資信託の中からから手数料の安い銘柄を選びます。
たとえば現在保有しているのは、
「1540 純金上場信託」
「SMT ゴールドインデックス・オープン」
です。
今後、この比率を守って積立運用していこうと思っています。
以前公開した改定前ポートフォリオでは、「その他」というなんでもやっていいファジーな枠が2.5%分あったのですが、それは別の資金でやっていこうと思い、今回ポートフォリオから外しました。
あと投資方針についても改訂版を明記したいのですが、それはまた次回にいたします。
では本日はこれにて。
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※当ブログで紹介した銘柄は、売買を推奨するものではありません。
また過去の成績が良いからと言って将来も同様に良い成績になるとは限りません。
実際の投資行動にあたっては、ご自身の判断にて行ってくださいますようお願いいたします。